2018年07月25日

和邇川の生物観察、にぎやかに!

7月22日 日曜日
今年も和邇川の水生生物観察会を開催することができました。
案内チラシを今年は和邇小学校だけで配ってもらいました。
昨年は小野小学校と真野北小学校でも配ったので、広い地域から参加していただいたのですが、
今年は参加者が少ないのではとちょっと心配しました。
しかし、13家族38名の家族が参加してくれました。
猛暑の中でしたが、用意した熱中症対策の出番もなく無事に終わりました。楽しい半日でした。

当日の内容は、
まず、和邇公園駐車場で集合後、約半時間、和邇川に入って水生生物を採集し、
その後、木陰に入り、みんなで一緒に種類調べをしたり、嘉田修平さんから解説をお聞きました。
気温は32℃(昨年も同じ32℃でした)、
水温は26℃、
水深約15cm、
川幅約10m(目視)、
流れの速さは約43cm/秒でした。
流れの速さの計測は、3メートルの紐をつけたピン球を流し、3メートル流れるまでの時間を計測し、3メートルを秒で割って秒速を出しました。

主に観察ができた生物は、カメムシ類ではナベブタムシ・アメンボ、トンボ類ではオオヤマトンボ・コオニヤンマ・ハグロトンボ・アカトンボ、その他ではスジエビ・ヨコエビ・ヘビトンボ・ヨシノボリ・ドンコなどでした。
アユ釣りをしていた方も数人おられて、観察用として分けてもらいました。
全体的には、水質指標としてはきれい~ややきれいの段階で、ここ数年、水質は改善の傾向にあります。
しかし、かつて魚やホタルが当たり前に見られた光景にはまだ戻っていないようです。
猛暑の中、事故もなく、皆さんの協力で楽しい観察会ができました。
3回目の講師を務めていただいた嘉田修平さん、並びに参加していただいた皆さんに深く感謝します。
和邇川の生物観察、にぎやかに!






Posted by 活動隊隊員 at 23:44│Comments(0)
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